忠烈祠は圓山飯店の近くにあり、後ろに山をひかえ、基隆河に面しています。1969年に建てられました。主要建築は北京にある故宮の太和殿をまねて作られ、雄大かつ壮麗な雰囲気は、義のために自己を犠牲にした英雄たちの精神を象徴しています。忠烈祠は周囲に1万余坪の芝生が広がり、さらに峰を連ねた山々に囲まれています。中華民国成立に犠牲となった革命烈士、抗日戦争及び国共戦争で亡くなった33万人の兵士がここに祭られています。大殿内の四方には烈士の位牌が置かれています。
衛兵交代のセレモニーで有名である。陸・海・空軍より選抜された兵士が、1時間交代で大門と大殿を各2人ずつで守っている。任務に就くと1時間微動だにせず、瞬きも控えている。側には世話係がつき、ハンカチで衛兵の汗を拭いたりしている。
衛兵交代は1時間毎に行われる。毎時ちょうどになると引率の兵士1人を含む5人(任務に就いていた兵士とこれから就く兵士)で隊列を組んだ儀杖兵が、大門から大殿に向かって銃を背中に背負ってゆっくりと行進を開始する。大殿に到着すると、儀杖兵は任務に就いていた衛兵2名と合流して、殿内の位牌に向かい敬礼をする。その後、銃を交換、またそれを振り回す儀式(衛兵が持っている銃の状態を確認する動作が半ば形式化したもの)を行い、次に任務に就く2名を残して、5名で大門に戻って行く。そして、大門に行くと大門守護の任務に就く2人が門の前に行き台の上で任務に就く。セレモニーの所要時間は約20分間。
儀杖兵の資格だが、高卒以上で犯歴がなく、身長175cm – 195cm、体重65kg±1kgが条件で、その上に厳しい訓練が課せられ、それを成し得た者のみが儀仗兵になれる。
忠烈祠位在圓山飯店旁,背倚青山,面臨基隆河。建於西元1969年,佔地廣大,主建築型式仿北京故宮太和殿,雄偉壯麗宏偉,象徵著烈士們成仁取義的大無畏精神。圍繞於忠烈祠四周的1萬餘坪的青草地,在群山的拱衛中,營造出一種清幽而肅穆的氣氛,更烘托出建築物的莊嚴。祠內供奉從中華民國成立前的革命烈士,到在抗日戰爭及國共戰爭中犧牲的33萬將士官兵,全都被供奉於此。歷年忠勇犧牲的烈士牌位,在大殿四面牆上,展示著英勇烈士的遺照及事蹟。每逢春秋兩季,均由國家元首率領文武百官前來致祭。訪華友邦元首及政要也都會來此獻花致敬